指輪が変形するのは使い方のせい?素材や寸法による強度の違いを解説
「指輪が歪んでしまった」「強くぶつけた覚えはないのに形が変わっている」このように思ったことはありませんか?
指輪の変形は、必ずしも使い方だけが原因とは限りません。実は、素材や寸法、デザインの違いによっても、変形の起こりやすさは大きく変わります。
この記事では、指輪が変形する主な原因と、変形を防ぐための考え方、万が一歪んでしまった場合の対処法までを分かりやすく解説します。

指輪が変形する主な原因は、日常生活でかかる力とサイズ

指輪は、日常生活の中で想像以上に力がかかっています。特に、毎日身に着ける結婚指輪やファミリージュエリーでは、気づかないうちに日常的な負荷が少しずつ蓄積してしまうのです。
ドアノブを回す、重い荷物を持つ、ベビーカーやハンドルを握るなど、強くぶつけなくても繰り返しの負荷によって少しずつ歪むことがあります。また、サイズが合っていない指輪もきつすぎる場合は着脱時に力がかかり、ゆるすぎる場合は落としたりすると大きな衝撃が加わってしまいます。
また、長年身に着けている指輪は少しずつ摩耗し、金属が痩せていきます。古い指輪や、リメイク前の結婚指輪・婚約指輪で、変形しやすくなっているケースも少なくありません。
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素材による変形しやすさの違い
指輪の変形しやすさは、単純に素材の硬さだけで決まるものではなく、粘り(しなり方)も強度に影響します。
やわらかい素材が必ず悪いわけではなく、デザイン性や着け心地を優先した結果、変形しやすくなる場合もあります。
純度が高い貴金属
K24(純金):非常にやわらかく、曲がりやすい代表格です。
Pt999(純プラチナ):プラチナは粘りがある分、強い力がかかるとゆるやかに歪みが出ることがあります。
銀(シルバー)系
SV925など:鋳造で制作された場合は比較的やわらかめで、特に細身リングだと変形が出やすいです。くすみ・黒ずみのケアも必要になりやすいので、ほぼ毎日つけるリングではメンテナンスが重要です。
幅・厚み・デザインが与える影響
素材以外にも、指輪の強度や耐久性に大きく関わるのが、幅・厚み・デザインのバランスです。
幅が広くても厚みが薄い指輪は、力がかかった際にたわみやすく、変形のリスクが高くなります。反対に、幅がそれほど広くなくても、しっかりと厚みが確保されている指輪は、形を保ちやすい傾向があります。
また、石留めや透かしデザインが施された指輪は、局所的に薄くなったりと構造が複雑になる分、特定の箇所に力が集中しやすいです。そのため、デザイン性の高い指輪ほど、使用環境や将来的なメンテナンスまで考慮した設計が必要になります。
指輪の変形を防ぐためにできること
強い負荷がかかるシーンでは外す
力仕事やスポーツ、重い物を持つ場面では、その時だけ指輪を外しておくようにすると変形のリスクを減らせます。
外したら忘れたりなくしたりするのが不安な方は、アクセサリーケースや小物入れなど毎回決まった場所にしまうようにすると安心です。
定期点検で早めに気づく
軽い歪みのうちであれば、修理も比較的簡単に行えます。
石が付いている指輪の場合は、歪みと同時に石のゆるみもチェックしておくと安心です。
指輪が変形してしまった場合には専門店へ
自分で指輪を押し戻そうとすると、変形がひどくなったり、留め石が外れたりする恐れがあります。
変形に気づいたら、無理に力を加えず専門店に相談することをおすすめします。
岐阜県岐阜市のサンクイルでは、結婚指輪・婚約指輪の変形修理を3,300円~ (新品仕上げ付き)で承っております。
「経年劣化が気になる」「今のデザインをトレンドっぽくしたい」とお考えの方は、ジュエリーリメイクもできますので、ぜひ一度ご相談ください。



