結婚指輪の裏石って何?どんなメッセージが込められているの?
1. 裏石とは何か?
結婚指輪の裏石は、指輪の内側に隠れている小さな宝石です。もちろん、これは単なる装飾ではなく、特別なメッセージや意味を持ちます。一般的には「シークレットストーン」や「インサイドストーン」とも呼ばれ、結婚指輪や婚約指輪のオプションとして選ばれます。
この石は外からは見えないため、お二人だけの秘密を共有できるスペシャルな要素となります。
2. どんな意味が込められているのか?
宝石は古来から力を持つものとされ、さまざまな意味が込められています。裏石はそのパワーをシークレットに持つことで、愛を強化したり、お二人を守ってくれるとされています。具体的には以下のような意味が考えられます。
- お守りとして: 宝石が持つ神秘的な力を身につけることで、幸せや安定を引き寄せると言われています。
- お二人の絆を強くする: お互いの愛を象徴する石を持つことで、関係がさらに深まります。
- 幸せを呼ぶ: 幸せを呼ぶとされる誕生石や星座石を選ぶことで、持つ人を幸運に導くと言われています。
サムシングフォーの習慣やお二人だけの秘密を持つことも、裏石が持つ魅力です。
3. 石ごとのメッセージ
1月: ガーネット
- 象徴: 一途な愛、実り
- 石言葉: 親愛、友愛、真実、貞操 ガーネットは実りの象徴であり、恋愛の成就や一途な愛を表す石です。
2月: アメジスト
- 象徴: 愛の守護、真実の愛
- 石言葉: 誠実、高貴、心の平和 アメジストは愛と誠実さの守護石であり、心の平和ももたらします。
3月: アクアマリン
- 象徴: 幸せな結婚、子宝
- 石言葉: 聡明、沈着、思いやり アクアマリンは通称“天使の石”とも呼ばれ、円満な関係やコミュニケーションをサポートします。
4月: ホワイトダイヤモンド
- 象徴: 永遠の絆、純粋な愛
- 石言葉: 愛、純粋、永遠の絆 硬く美しいダイヤモンドは、永遠の愛や純粋な絆を象徴します。
5月: エメラルド
- 象徴: 叡智、幸せな結婚
- 石言葉: やすらぎ、幸運 エメラルドは知恵と安定した結婚生活を象徴します。
6月: ムーンストーン
- 象徴: 優しさ、愛情
- 石言葉: 優しさ、癒し、健康 ムーンストーンは愛情を深め、愛する人への思いを伝えます。
7月: ルビー
- 象徴: 勝利と栄光、活力
- 石言葉: 情熱、勇気 ルビーは権力とカリスマ、情熱的な愛を象徴します。
8月: ペリドット
- 象徴: 太陽の力、仲良し夫婦
- 石言葉: 成長、夫婦愛 ペリドットは夫婦の絆と成長をサポートします。
9月: サファイア
- 象徴: 堅固な愛、信頼
- 石言葉: 信頼、誠実、慈愛 サファイアは夫婦の絆を深め、堅固な関係を象徴します。
10月: ピンクトルマリン
- 象徴: 吸引、調和
- 石言葉: 元気、愛嬌、希望 トルマリンは愛と希望をもたらし、愛されるエネルギーを高めます。
11月: ブルートパーズ
- 象徴: 真実、良縁
- 石言葉: 希望、潔白、繁栄 ブルートパーズは心の平穏と良縁を引き寄せます。
12月: タンザナイト
- 象徴: 冷静、思慮深さ
- 石言葉: 冷静、柔和 タンザナイトは冷静さと思慮深さをもたらします。
4. お二人だけの特別なストーリー
裏石を選ぶことで、お二人だけのストーリーやメッセージを刻むことができます。宝石に込められた意味を知ることで、さらに指輪が特別なものになり、お二人の未来を彩ります。
結婚指輪は永遠の愛を誓う象徴。その特別な指輪に隠された小さな秘密が、お二人の絆をより一層深め、特別なものにしてくれることでしょう。
5. 裏石の選び方
- 人気の裏石: 自分やパートナーの誕生石、ダイヤモンド、サファイア。
- 特にダイヤモンドはカラーバリエーションが楽しめ、サファイアは“サムシングブルー”の伝統に由来する人気がある。
- 適さない裏石: サンゴ、ヒスイ、パール、オパール、ラピスラズリ、ターコイズなど、傷や水への耐性が低いもの。
- エメラルド、ムーンストーン、ブルートパーズ、タンザナイトは洗浄方法に注意が必要。
6. 裏石のメリット・デメリット
- メリット
- 内側の装飾なので、誰にも知られずにパーソナルなデザインを楽しめる。
- お二人だけの秘密や特別な意味を持たせられる。
- 外部デザインが異なっても、内部でペア感を出せる。
- デメリット
- 肌に直接触れる部分なので、汚れやすい。
- 外からは見えないため、他者にはその特別感を共有できない。
7. 裏石のコスト
- 石やジュエラーによって価格は異なる。
- 一部ブライダルショップでは無料で裏石を提供する場合もある。
8. 注文とメンテナンス時の注意
- オーダー時注意点
- 修理や変更が困難になる可能性を確認する。
- 刻印と裏石のバランスを考慮する。
- 傷みやすい石を避ける。
- 指輪の厚みが必要なので、デザインに注意。
- メンテナンス
- 通常は中性洗剤で洗浄が可能。
- 石の種類によってケア方法が異なるため、専門店で確認を。
- アフターケアが充実しているブランドを選ぶと安心。
まとめ
裏石は結婚指輪に隠れた特別感やパーソナリティをプラスする選択肢です。オーダーメイドの際や、既製品を選ぶ際も、裏石の有無、種類、メンテナンス方法についてブランドやショップにしっかりと確認をし、長く愛用するリング選びを楽しみましょう。