ジュエリーQ&A

真紅の宝石として有名な1月の誕生石、ガーネットについて。

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美しい真紅で知られるガーネットですが、実は赤だけではありません

 

 

ガーネットとは

ガーネットは、深みのある赤色の宝石をイメージする人が多いでしょう。日本名でも「ざくろ石」と呼ばれるように、まるでざくろの実のような赤い色が印象的ですが、実はガーネットは赤だけではなく、緑やオレンジなどさまざまな色があります。ガーネットというのは、同じ化学組成を持つグループの総称であり、含まれる成分の違いによって全く違った色になるのです。とはいえ、多く流通しているのが赤いガーネットであるため、赤い宝石をイメージするのは無理もありません。ジュエリーとして使われているものも、赤い色が多いです。

 

ガーネットの産地

ガーネットは、さまざまな国で産出されている宝石です。現在最も多くガーネットを産出しているのはアフリカ大陸で、ナミビアやケニア、タンザニアなどでは緑やオレンジのガーネットも産出されています。その他、アメリカやミャンマー、ブラジル、イラン、インド、スリランカなどでも発見されており、世界中で愛されている宝石です。

 

ガーネットの宝石言葉

ガーネットの宝石言葉は、「真実・忠実・友愛」などです。屈折率が高く輝きが強いことからパワーストーンやお守りとしてもよく身につけられていて、歴史上にも登場することが多い石になります。旧約聖書の「ノアの方舟」で行き先を照らしていたのはガーネットですし、中世のローマでは十字軍のお守りとしても使われていました。現在でも1月の誕生石として、1月生まれの人が身につけることが多い石です。

 

ガーネットのお手入れ

ガーネットのモールスケール硬度は、6.5~7.5です。極度に柔らかいわけではありませんが、ダイヤモンドやサファイアに比べると硬度が低く、真珠などよりはかなり高い高度になるため、保管する際は他の宝石に傷をつけたりつけられたりしないように気をつけましょう。超音波洗浄機は基本的に使用可能で、中性洗剤で洗浄することもできます。

 

まとめ

ガーネットは、深みのある美しい赤色で知られる宝石で、1月の誕生石です。実はその色は赤だけではなく、構成する成分によって緑やオレンジなどいろいろな色があります。輝きが強く、古くからパワーストーンとしても愛されていた石なので、お守りとして身に着けるのもおすすめです。大切にお手入れして、長く愛用していきましょう。

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