婚約指輪の王道デザインでよく聞くソリティア、パヴェ、メレの違いとメリット・デメリット。
ソリティアは、宝石をひと粒だけあしらった、婚約指輪に多いデザインです。
ソリティアとは
ソリティアとは指輪のデザインのひとつで、アームの中心にひと粒だけ宝石をあしらったデザインを差します。日本では婚約指輪としてダイヤモンドを選ぶ人が多いこともあり、ソリティアリングというと、ダイヤモンドを一粒セッティングしたリングをイメージする人が多いでしょう。爪の数や形状を選ぶことで、ソリティアリングであっても違った雰囲気を楽しむこともできます。
パヴェ、メレとの違い
パヴェやメレも指輪のデザインの名称ですが、宝石を複数使っているという点においてソリティアとは異なります。ソリティアはあくまで一粒だけ宝石がセッティングされた指輪です。メレとは、中心に大きな宝石を据えて、その左右や周囲にメレダイヤと呼ばれる小さいダイヤをいくつもあしらったデザインです。華やかでゴージャスな美しさがあり、デザインの幅も広がります。パヴェとはフランス語で「石畳」を表す言葉ですが、その名の通り小さなメレダイヤを敷き詰めたデザインのことです。たくさんのメレダイヤが輝きを放つ美しいデザインです。
ソリティアリングのメリットとデメリット
【メリット】
ソリティアリングのメリットは、やはりダイヤモンドを最も美しく輝かせることができるデザインということでしょう。メインに大ぶりのダイヤモンドを据えるのであれば、ソリティアにすることでそれを強調することができますし、婚約指輪らしい清廉な雰囲気に仕上がります。また、立て爪のソリティアリングは、多方向から光を取り込むことで輝きを放ちますから、ブリリアントカットのダイヤモンドを最高に美しく見せてくれます。
【デメリット】
デザインにもよりますが、立て爪のソリティアは指からかなり飛び出した状態になるので引っ掛かったり周囲のものに傷をつけたりする危険があります。赤ちゃんや小さい子どもを連れている時には、危ないのでつけないという人も多いでしょう。また爪が緩むとダイヤモンドが落ちる心配もありますから定期的なメンテナンスも必要です。
まとめ
ソリティアは、宝石を一粒だけあしらった指輪のデザインです。日本では主にダイヤモンドの婚約指輪に使われます。ダイヤモンドを最も美しく見せてくれるデザインですが、つけているときは周囲のものに傷をつけたりしないように気をつける必要があります。