可愛い色が人気のピンクゴールド（K18PG）の特徴や魅力とは？

日本人には肌馴染みが良いと言われるピンクゴールドは、ジュエリーにおすすめの素材です

ピンクゴールドとは

ピンクゴールドは、普通のゴールドよりもピンクがかった色合いが特徴の貴金属です。色合いが異なるのは、金に一定の割合の銅が含まれているため。一般的には、金75％、銅18％、銀5％、パラジウム2％の配合をしたものが多いとされていますが、パラジウムを減らして銅の割合を増やすことで、よりピンクの色合いを強くしたりすることもあります。逆に淡いピンク色にしたい場合は、銅の割合を減らすことで調整が可能です。

ピンクゴールドの魅力

ピンクゴールドは、黄色がかった日本人の肌によくなじむ色として人気があります。また、ゴールドよりもシルバーが似合うとされるブルーベースの肌にも比較的よく似合うゴールドなので、使いやすいカラーだと言えるでしょう。ピンクのもつ可愛らしい雰囲気と、華やかな色合いにより、普段使いからおしゃれ用にまで幅広く使うことができます。もうひとつ、ピンクゴールドのメリットは銅を配合することにより普通のゴールドよりも強度が上がることです。金は金属の中でもかなり柔らかい素材なので、純金で指輪を作ると歪みやすくなるなどの弊害があります。強度上げるために、少量の別の素材を混ぜるなどするのですが、ピンクゴールドは銅を多めに配合していることで強度が高くなっているのです。そのため、ゴールドの中では比較的丈夫で扱いやすくなっています。

ピンクゴールドを扱う時の注意

ピンクゴールドは、銅を混ぜることで強度は高くなっていますが、同時に銅は酸化しやすい特徴もあります。ピンクゴールドが変色しやすいのもそのためです。酸化防止加工により、変色しにくくなっているものが増えているとはいえ、できるだけ濡らしたままにしないように気をつけましょう。また、使っているうちに小さな傷がつくことでピンクの色が薄くなったように感じることがあります。こうした傷は、磨くことできれいになるものが多いので、こまめに磨いて光沢を保つときれいに使えます。