ジュエリーQ&A

恋愛成就、幸運の宝石言葉を持つ、5月の誕生石、エメラルドについて。

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エメラルドは、クレオパトラにも愛されたことで知られるように、古くから使われていた宝石です。

 エメラルドとは

エメラルドは透明感のある美しい緑色で知られる宝石ですが、エメラルドという名前もサンスクリット語の「緑色の石」という意味の「スマラカタ」から変化したものだといわれています。日本でもエメラルドで呼ばれることが多いですが、翠玉(すいぎょく)や、緑玉(りょくぎょく)などの和名も持つ石です。ベリルと呼ばれる鉱物の一種で、青いものはアクアマリン、ピンク色のものはモルガナイトと呼ばれます。鉱物としての硬度は低くないのですが、内包物が入っていることが多く、それが原因で割れやすくなっている場合があるので注意が必要です。

 

エメラルドの歴史

エメラルドは宝石の中でも歴史の古い石で、紀元前4000年にはすでにバビロニアで取引されていたことが証明されています。クレオパトラが愛した宝石としても知られており、装飾品としてつかっていただけでなく、砕いたエメラルドをアイシャドーとして使っていたことも伝わっています。また、ローマ帝国でもエメラルドは豊穣と再生の象徴として大切にされていましたし、アステカ帝国に侵攻したエルナン・コルテスが巨大なピラミッド型のエメラルドを奪い取った話も有名です。このように、世界各地でエメラルドに関する逸話が残されています。

 

エメラルドの宝石言葉

エメラルドは恋愛成就や、幸運などの宝石言葉を持ち、5月の誕生石になっています。美しい緑色をしたエメラルドは、新緑の季節である5月にぴったりでしょう。宝石として人気のある石ですので、5月生まれ以外の人にも使われることが多いです。透明なダイヤモンドなどとの相性もよく、組み合わせたジュエリーはゴージャスな輝きを放ちます。

 

エメラルドの注意点や保管方法

エメラルドは、内包が多い石であるため、オイル処理をされているのが一般的です。そのため、超音波洗浄機やお湯を使っての洗浄は避ける必要があります。オイルが溶け出すと、透明度が悪くなったり、傷や内包が露出して目立つようになる可能性があるので注意しましょう。お手入れは柔らかい布などでふき取る程度にして、乾燥しないようにジュエリーボックスなどに入れて保管します。

 まとめ

エメラルドは、古い歴史を持つ緑色の美しい宝石で、5月の誕生石として今でも広く愛されています。硬度が低い石ではありませんが、内包物による割れなどが生じることがあるので、扱いには注意しましょう。オイル処理がされていることが多いので、洗浄も避けるようにします。

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