パールネックレスのパールの大きさ、どう選べばいい？結婚式やお葬式など、場面別にみた選び方。

パールネックレスは、つける場面で適した大きさがあります。

パールネックレスの選び方

パールネックレスは、冠婚葬祭いつでも使える唯一のジュエリーです。ただし、場面によって適したパールの大きさなどがありますので、その場に合ったものを選ぶことが大切です。

結婚式の場合

結婚式に出席する場合につけるジュエリーとしても、パールネックレスは定番です。シンプルな一連のものはもちろん、ドレスによってはロングパールネックレスを選ぶ場合もあります。大きさは特に決まりがあるわけではありませんが、小粒のものは清楚に、大粒のものは華やかに見えるので、ドレスと合わせて選ぶのがよいでしょう。

最もフォーマルとされる7.5～8㎜のパールネックレスであれば、どんな結婚式でも大丈夫です。形がでこぼこのバロックパールなどはカジュアルとされるので、二次会ならばかまいませんが、式に参列する場合は丸いパールのものを選んだほうがよいでしょう。

お葬式の場合

お葬式につけてもよいとされるジュエリーは、結婚指輪とパールネックレス・耳飾りのみです。そのパールも、お葬式の場合は何でもよいというわけではなく、フォーマルな一連ネックレスであることが求められます。

長さは40～45cmくらいで、鎖骨にかかる長さのものを選びましょう。パールの大きさは、あまり大きなものは華美な印象になりますので、７～８㎜のものを選びます。色は、白かグレー、ブラックパールを選ぶようにして、留め具もゴールドではなくシルバーにするのがマナーです。パールでも二連になっているものは、「不幸が重なる」ことを連想させますので、お葬式の場合は必ず一連のものにします。

入学式や卒業式など

入学式や卒業式は、フォーマルな場ではありますが、お祝いの席でもあるので、華やかになるようにパールネックレスを選ぶのもよいでしょう。こうした席では、キラキラした華美なジュエリーはあまり良くないとされる場合もありますが、パールの場合は二連にしたり、ロングネックレスを重ねたりと、華やかな使い方をしても上品にまとまるのでおすすめです。パールの大きさにも特に決まりはないので、華やかな大粒のパールにしてもよいですし、小さめのパールで二連、三連にしても素敵です。

まとめ

パールネックレスは、粒の大きさで雰囲気が異なるので、どれを選ぶか迷うところです。結婚式や入学式などはフォーマルな場ですが、お祝いの席でもあるので、華やかなものが好まれます。一方、お葬式の場合は華美なものはよくありませんので、大きすぎるパールや、二連のネックレスはマナー違反です。あくまでフォーマルなものを身に着けるように気をつけましょう。