ぴったりのはずだったのに、手を洗うだけで抜けてしまう…。指輪がゆるい原因と対策。
ゆるくならないためには、サイズ選びから気を付けて
指輪のサイズは変わるもの
結婚指輪や婚約指輪はもちろんですが、それ以外のお気に入りの指輪も若いときから何十年も使っている、というケースはあるでしょう。そして、何年、何十年も経つと指の太さが変わってしまってもおかしくありません。太ったり痩せたりすると指の太さは変わりますし、年を取って脂肪が落ちることで指が細くなってしまう人もいます。
とはいえ、簡単に指輪が抜けてしまうと紛失の原因にもなりますので、ゆるくなってしまうのはできるだけ避けたいところです。実際のサイズよりも大きめの指輪を買ってしまう人が多いのもゆるくなったと感じる原因ですが、どうしてそのようなことが起こるのでしょうか。
ゆるい指輪を選んでしまうのは?
指の太さは、季節によって多少違いが出ますし、時間帯によっても細くなったり太くなったりします。たとえば、夏は冬に比べて指がむくみやすく、しかも汗ばんでいて滑りが悪いということもあるため太く感じやすい季節です。また、一日の中でも朝や夕方はむくみやすいので昼間に比べて指が太くなってしまうこともあるでしょう。こうした指が太くなるタイミングで指輪を選ぶと、細いタイミングでは指輪がゆるく感じてしまいます。
サイズゲージで指輪のサイズを確認してから購入したのに指輪がゆるい、と感じる人は、サイズゲージを指に通したときに、本当にぴったり抜けにくいサイズを選んだかを思い出してみてください。サイズゲージはサイズを確認するためのものですから、抜けないと困ります。そのため、無意識に抜けやすいからこのサイズで大丈夫、といった決め方はしなかったでしょうか?
抜けにくい指輪を選ぶには
抜けにくい指輪を選ぶには、指がむくんでいないタイミングで選ぶことと、サイズゲージを使うときに大きいサイズからではなく小さいサイズから試してみるのがコツです。指に入らない小さいサイズから試すことで、抜けるサイズではなく、入るサイズを確認することができます。
また、購入した指輪がゆるくなったけれど、刻印などの関係でサイズ直しをしたくないというのであれば、その上からジャストサイズの指輪をはめてストッパーにしたり、指輪の内側につけることで内径をほそくするパーツを取り付けるなどの方法で抜けにくくすることはできます。
まとめ
指輪のサイズは、しっかりリングゲージで確認したつもりでも、抜けないとどうしようという恐怖心から無意識に大きめを選んでいることがあります。緩い指輪をつけていると知らないうちに抜けて失くしてしまうことにもつながるので、抜けてしまわないように対策を行うとよいでしょう。