同じダイヤモンドでもカット方法で輝きは全く違う!ダイヤモンドの人気のカット方法5つ。
ブリリアントカットをはじめ、ダイヤモンドのカットにはいろいろな方法があります。
ダイヤモンドのカット方法
ダイヤモンドはキラキラした輝きが魅力ですが、もちろんダイヤモンド自体が発光しているのではなく、外からの光を反射したり屈折させたりすることで輝いて見えます。そのため、どのようなカットを施すかによって、輝き方は全く違うのです。人気のダイヤモンドのカット方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
- ラウンドブリリアントカット
最も一般的によく見かけるダイヤモンドのカット方法で、ダイヤモンドを最も美しく見せる形だと言われています。58面体のカットで、光学的にも最も輝きを見せる方法で、鑑定書にカットのグレードが記載されるのはこのラウンドブリリアントカットのみです。婚約指輪などにもよく使われるカット方法になります。
- ペアシェイプカット
しずくのような形をしたカット方法で、ティアドロップとも呼ばれます。ネックレスのトップにするとよく映えるので、ネックレスに使われることが多いのですが、縦長の形なので指輪にすると指を長くきれいに見せてくれる形です。
- オーバルブリリアントカット
ラウンドブリリアントカットは上から見るとまん丸のブリリアントカットですが、オーバルブリリアントカットは楕円形になります。美しい輝きを放ちながら、柔らかい雰囲気になるので、ちょっと個性的なダイヤモンドジュエリーにしたい場合にはおすすめのカット方法といえるでしょう。
- エメラルドカット
エメラルドのカットによく使われる方法で、長方形で角に面をとったようなカット方法です。カット面が少ないこともあり、内包物が目立ちやすいため、きれいなダイヤモンドしかこの方法には適しません。ブリリアントカットのようにキラキラ光るというよりは、宝石の透明感を活かして澄んだ美しさを見せる方法です。
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ハートシェイプカット
ブリリアントカットのように平面をたくさん取ることで輝きを引き出し、しかもハート型に加工するデザイン性の高いカット方法です。ラウンドブリリアントカットよりも削り落とす部分が多くなるため贅沢な方法ともいえます。女性に人気が高く、ダイヤモンドだけでなくルビーなどにもよく使われる方法です。
まとめ
ダイヤモンドのカット方法はいろいろありますが、最も多いのはラウンドブリリアントカットです。それ以外にも、ペアシェイプカットやハートシェイプカットなど、いろいろな方法があるので、気に入ったものを選ぶとよいでしょう。