同じ宝石でも石の留め方一つで印象は全然違う?!指輪の石留め方法6つ。
宝石の止め方はいろいろありますが、爪留めや覆輪止め、彫留めなどが有名です。
石の留め方で印象が変わる
同じダイヤモンドの指輪でも、ダイヤをどのように留めてあるかで印象はかなり異なります。ダイヤの大きさなどによっても適した方法は違いますが、留め方によって見た目の雰囲気はもちろん、石の外れやすさなども異なるので、それも含めて検討するとよいでしょう。
- 彫留め
宝石を入れる部分に下穴を開けて、タガネを使って爪を作り、宝石を入れて爪で止める方法です。小さめの宝石を連続して並べるときに使われることが多く、キラキラと輝いてきれいです。
- 地金留め
爪を作らず、宝石を埋め込んで縁を押さえることによって留める方法です。宝石が埋め込んでいるので表面が平らに近く、スッキリして見えるのが特徴です。
- 爪留め
婚約指輪などの大粒のダイヤモンドの指輪によく使われる方法で、爪で宝石を固定する留め方です。光を取り込む面が多くなりダイヤがキラキラ輝いて美しいだけでなく、宝石を大きく見せる効果もあります。
- 覆輪止め
宝石の周囲をぐるりと覆う形でタガネで抑える留め方です。周囲をすべて覆っているので、宝石が外れにくいだけでなく、洋服などに引っ掛かりにくいので、日常でも宝石が使いやすい指輪になります。
- 魚子留め
魚子留めと書いて、’ななこどめ’と読みますが、これはナナコと呼ばれる工具を使って宝石を固定する方法です。4点で留めることが多いのですが、2点や3点で留めることもあります。
- 星留め
下穴を開けた後、タガネで星の型に掘り込みを入れ、宝石を入れます。星のくぼみの部分の金属を寄せることで、星の形に宝石が輝いて見える留め方です。
まとめ
宝石の留め方としては、爪留めなどが有名ですが、宝石を埋め込んだり周囲を覆ったりと、いろいろなやり方があります。留め方によって、指輪のイメージもかなり違ったものになりますので、好みに合わせた留め方を選ぶとよいでしょう。