知っておきたいオーダーメイドリングを作るときの注意点

日数に余裕をもってオーダーし、材料費を頭に入れながらデザインを考えましょう

納得できる仕上がりのオーダーメイドリングにするために

オーダーメイドリングの魅力は、なんといっても世界に一つだけの自分好みの指輪が作れるということです。そのため、デザインにもこだわり、思い出をモチーフにしたり、好きな宝石をつけたりと、好きなように作ることができます。納得できる仕上がりにするためにはどのようなことに注意したらよいのでしょうか。

日数に余裕をもって

オーターメイドリングの製作期間は、デザインが決まって発注されてから約2週間です。複雑なデザインなど、制作に時間がかかったり特殊な技術が必要な場合は1か月以上かかることもあります。通常のリングであれば、多少時間がかかっても納得のいくものを作りたい、というのもよいでしょうが、結婚指輪などの場合は、必ず結婚式までには間に合わせなければなりません。ほんとはこっちのデザインがいいんだけど結婚式に間に合わなくなるから違うデザインで、ということにならないように、結婚指輪のように期日が限られる指輪の場合は必ず日数に余裕をもってオーダーするようにしてください。

また、デザイン画通りに仕上がっても、イメージとはなんとなく違ったり、希望に沿っていない部分がある場合は、納得できるまで何度でも修正することができます。とはいえ、修正するにも日にちがかかりますから、その日数も考慮に入れて、余裕を持ったオーダーがよいでしょう。

費用を抑えるために

オーダーメイドリングの価格は、工賃と材料費で決まります。つまり、制作に時間も手間もかかるような凝ったデザインのものは工賃が高くなりますし、金やプラチナといった貴金属の他に宝石などを使う場合は、そのぶん価格も高くなってしまいます。オーダーメイドリングを作ってみたいけど、そんなに高いお金は払えないという場合や、少しでも費用を押さえて作りたいという場合は、シンプルなデザインのもので、材料も少なく済むようにすればかなり費用は違ってきます。太くて厚みのあるデザインの指輪などは、材料の貴金属がかなり必要になりますので、意外と高くつくことが多いです。

まとめ

オーダーメイドリングを作るときの注意点は、まず日数に余裕をもってオーダーするということ。急ぎであれば10日程度での制作も可能ですが、日数に余裕があるほうが、凝ったデザインにすることもできますし、納得できるまで修正することも可能です。また、太くて厚みのあるデザインなどは、材料に予想以上にお金がかかって、意外と高くなってしまった、ということもあるので注意しましょう。