母から娘へ。結婚式に贈るマザーリングについて。
大切なジュエリーをリメイクして娘に贈るマザーリングが人気です
マザーリングとは
マザーリングとは、その名の通り母から娘に贈る指輪です。もちろん新しく購入してもいいのですが、母親が大切にしていたジュエリーをリメイクして娘に贈ったり、代々受け継がれてきたジュエリーを娘に譲り渡したりすることもよくあります。もともと西洋ではジュエリーが親から子に受け継がれることは一般的なことでしたので、そういった習慣が元になったともいえるでしょう。イギリスのウィリアム皇太子がキャサリン妃に贈った指輪は、ダイアナ妃が身につけていたものですが、それも大切なジュエリーを受け継ぐヨーロッパの伝統に沿うものです。
イベントとしてのマザーリング
マザーリングは、ジュエリーそのものだけでなく、結婚式のセレモニーのひとつとして行われるイベントとしても、人気を集めています。セレモニーの内容はその時々で異なりますが、子どもの頃からの新婦の写真などをスライド上映して、最後に母親からマザーリングを贈るなど、母と娘の絆に感動を誘うものが多いです。嫁ぐ娘の幸せを願って贈るマザーリングは、母親にとっても娘にとっても大切な思い出になるでしょう。
マザーリングは買うもの?
もちろん新しくジュエリーを購入してマザーリングとして贈ってもかまいません。サプライズとして母親が選んで当日渡すのもいいですし、母と娘が一緒に選ぶのも、良い思い出になるでしょう。また、新しく購入するのではなく、母親が持っているジュエリーをリメイクして贈るのも素敵です。そのまま譲ってもいいのですが、ジュエリーのデザインには流行などもありますので、身につけることを考えると年齢や流行に合わせて新しいデザインにした方が娘としては使いやすいのではないでしょうか。代々受け継いでいる宝石を使って、ジュエリーをリメイクするのもおすすめ。贈られる娘にとっても、特別なジュエリーになるでしょう。
まとめ
マザーリングは、母から娘に贈る指輪のことです。また、そうして指輪を贈るセレモニーを結婚式の中で行うのも人気で、サプライズで行われることもあります。贈る指輪は、新しく購入する場合もありますし、代々受け継いだジュエリーを贈ったり、リメイクしたりといろいろなケースがあります。嫁ぐ娘の幸せを願って贈る指輪と言うことで、母と娘にとっても特別な指輪になりますし、セレモニーを見る参列者の感動も誘います。