宝石によって違う?!ジュエリーのお手入れ方法と注意点5つ。
ジュエリーのお手入れ方法は宝石によっても異なりますが、基本的なお手入れは同じです
ジュエリーのお手入れ方法と注意点
大切なジュエリーを長く使うためには、適切なお手入れをすることが必要です。宝石のついたジュエリーは、宝石の種類に合わせたお手入れをする必要があるので気をつけましょう。
使った後のお手入れ
どんなジュエリーも、基本となるのは使った後のお手入れです。素材がなんであれ、身に着けたときに付着する皮脂や化粧品がついたままにしていると、劣化の原因になってしまいます。使用した後は、乾いた柔らかい布で優しく表面を拭いて、宝石箱などに保管するようにしましょう。
汚れたら中性洗剤で優しく洗浄
ジュエリーの汚れが気になるようなら、中性洗剤で優しく洗って、水分を丁寧にふき取ることできれいになります。ダイヤモンドやサファイアなどの宝石も、こうした方法で洗浄することが可能です。ダイヤモンドなどは、皮脂が表面に付着しやすいので、洗剤で洗うことで輝きを取り戻します。一方、エメラルドや真珠、オパール、ターコイズなどの宝石は、中性洗剤での洗浄に適さないので気をつけましょう。
超音波洗浄機がダメなジュエリーも
ジュエリーの細かい部分まできれいになって便利な超音波洗浄機ですが、宝石によっては使えないものもあります。エメラルドや、タンザナイト、トパーズ、ペリドット、ヒスイ、ターコイズなどは、割れてしまう危険があるので使用できません。超音波洗浄機が使えない宝石は意外と多いので、使用前に必ず確認するようにしましょう。
真珠は糸の交換を
真珠のネックレスは、代々受け継ぐことができるほど、長く愛用できるジュエリーですが、定期的な糸替えが必要になります。糸の素材にもよりますが、3~5年に一度は、専門店で糸替えをしてもらいましょう。
保管するときは宝石の硬度に注意
宝石のついたジュエリーの保管は、宝石の硬度を考慮して行う必要があります。もちろんそれぞれ個別のボックスに入れるのが理想的ですが、宝石箱にいくつもジュエリーを収納する場合は、ダイヤモンドなどの硬い宝石と琥珀や真珠などの柔らかい宝石を一緒にすると、キズが付くこともあるので、仕切りなどを利用して場所を分けるといいでしょう。
まとめ
ジュエリーは、適切なお手入れをすることで長く愛用することができます。使用した後は皮脂をふき取るようにしたり、汚れたときは宝石に合わせた洗浄を行うことで、キレイな状態を保ちましょう。