友愛・真実の宝石言葉を持つ、1月の誕生石、ガーネットについて。
赤い宝石のイメージが強いガーネットですが、ピンクや緑などいろいろな種類があります。
ガーネットの特徴
日本名で柘榴石とよばれることもあって、ガーネットというと赤い宝石をイメージする人が多いかもしれませんが、実際にはピンクやオレンジ、緑などさまざまな色のガーネットがあります。ケイ酸塩鉱物に分類されるガーネットですが、細かく分けるとさらにいくつかの種類に分類可能で、それによって色も違ってきます。ほかの宝石のように、放射線の加工などによって色が変わるわけではなく、天然のガーネットにさまざまな色があるのです。原産地も広く、世界各地で産出されていますが、最も多いのはアフリカ体育で、ナビミアやケニア、タンザニアなどが有名です。硬度はそれほど高くはなく、オパールなどに比べると硬いのですが、ダイヤモンドやサファイアなどに比べると柔らかい宝石なので、傷をつけないように保管するときには注意しましょう。
ガーネットの歴史
ガーネットの名前の由来は、古代ラテン語で「種」を意味する「グラナタス」という言葉です。ガーネットの結晶が集まった状態が、柘榴の種に似ているのも、その由来に関係しているといわれています。非常に古くから使われていた宝石で、古代エジプトのファラオが身に着けていたこともわかっています。死者とともに埋葬されたり、負傷を避けるために十字軍の甲冑に使われたりと、信仰のシンボルとしても多く使われていた石です。
1月の誕生石
ガーネットは1月の誕生石です。その宝石言葉は「真実」「生命力」「貞操」「友愛」などで、1月生まれの人が誕生石として持つだけでなく、愛情を誓う意思として恋人に送ったり、健康を祈って身に着けることもあります。パワーストーンとしても有名な宝石なので、お守りとしてアクセサリーに使うのもよいでしょう。色が豊富なのでジュエリーにも使いやすく、デザインも豊富です。
まとめ
ガーネットは、赤い色だけでなくピンクやオレンジ、緑などさまざまな色があるのでジュエリーにも使いやすい宝石です。1月の誕生石ですが、パワーストーンとして身に着ける人も少なくありません。古代から信仰のシンボルとして使われたり、身を守るお守り代わりに使われていた歴史の古い石で、現在でも多くのジュエリーに使われています。プレゼントとして贈るのもよいでしょう。