丸みがあってやわらかいオーバルか、フラットで格好いいスクエアか。指輪のフォルムの選び方について。
ジュエリーの雰囲気に合わせた宝石のフォルムを選ぶとよいでしょう。
指輪に使われる宝石のフォルム
宝石は、原石の形にもよりますが、デザインに合わせて形を削り、フォルムを整えます。どんなフォルムにするかによって、ジュエリーの雰囲気も変わってくるので、希望の雰囲気に合わせたフォルムにするとよいでしょう。ここでは、フォルムの選び方をいくつかご紹介します。
ジュエリーの雰囲気に合わせたフォルムにする
上品なジュエリーに
上品なジュエリーにしたい場合におすすめなのは、まずオーバルカットです。上から見ると楕円形になるようにカットしたもので、エレガントな雰囲気になりますし、アンティークなどにもよく使われていることもあって、クラシカルなムードを出すこともできます。また、バケットカットなど、長方形のカットも、上品な仕上がりになりますし、宝石の存在感が出るのでおすすめです。
可愛らしいジュエリーに
ダイヤモンドのカット有名なラウンドブリリアントカットなど、上から見ると円形になるラウンドカットは、可愛らしいジュエリーにもよく使われるフォルムです。小粒のラウンドカットの宝石を組み合わせて華やかに仕上げるのもよいでしょう。また、ハートの形のハートシェイプカットや、しずくの形のペアシェイプカットなども、可愛らしいデザインのジュエリーに良く似合います。
格好いいジュエリーに
正方形にカットしたスクエアカットは、シャープな雰囲気になるので格好いい雰囲気のジュエリーに使うのがおすすめです。落ち着いた色の宝石を使えば、さらにシックな仕上がりになるでしょう。
宝石に合わせたフォルムにする
宝石によっては、似合うフォルムがあるものもあります。例えばダイヤモンドはラウンドブリリアントカットにすることでその輝きを最大に引き出すことができるといわれていますし、可愛らしさを加えたければ、ハートブリリアントカットにすることもあります。また、エメラルドは長方形のバゲットカットの四隅をカットした形にされることが多いのですがこれはエメラルドを美しく見せるために生み出されたフォルムです。
まとめ
ジュエリーに使われる宝石の形はいろいろありますが、そのフォルムによって雰囲気はかなり違ったものになります。どんなジュエリーにしたいかによって、宝石とフォルムを選ぶとよいでしょう。