加齢とともに肉が落ちてガバガバ、むくむとキチキチ。指輪のサイズ直しの方法6つ。
指輪のサイズ直しにはいろいろな方法があり、大きくすることも小さくすることも可能です。
指輪のサイズ直しの方法
指輪をつけているうちに、指が太くなったり細くなったりしてサイズが合わなくなることもあります。そんなときは、ジュエリーショップでサイズ直しをすることが可能です。指輪の素材やデザインにもよりますが、ほとんどの指輪は大きくすることも小さくすることもできますので、まずは相談してみるとよいでしょう。
指輪を大きくする
- 指輪を切って素材を足す
指輪の一部を切って、指輪を広げ、開いた隙間に同じ素材を足してサイズを大きくする方法です。着る場所によっては刻印が消えたり入れ直しになることがあります。溶接が必要なので、プラチナやゴールドなど溶接しやすい素材の時に使われることが多い方法です。
- 叩いて金属を延ばす
チタンやジルコニウムなど溶接が難しい素材の場合は、指輪を全体的に叩いて延ばす方法もあります。大幅なサイズアップが難しい点と、デザインや刻印をそのままにして大きくするのが難しいというのがデメリットです。溶接できる素材の場合でも、少しだけサイズを大きくする場合はこの方法がとられることもあります。
- 内側の金属を削る
厚みのある指輪の場合は、内側の金属を削って指輪の内径を大きくする方法もあります。きれいには仕上がりますが、内側に刻印がある場合は削って磨いた後に再度入れなおすことが必要です。
指輪を小さくする
- 指輪を切ってつなげる
指輪の一部を切り取って、再びつなげることで指輪は小さくなります。溶接が必要になるので、プラチナやゴールドなどの素材でよく行われる方法で、溶接した後に磨き上げるため切れ目がわかることはありません。ただし、刻印の場所によっては入れ直しが必要になることがあります。
- 外から圧縮して小さくする
外側から均等に圧力をかけることで、少しサイズを小さくすることができます。溶接が難しい素材の時に使われる方法ですが、外側のデザインによってはできない場合もあります。
- 内側に金属を足す
指輪の内側に金属を足すことで、指輪の内径を小さくすることができます。指輪に厚みが出ることになるので、デザインによっては難しい場合もありますがもともとそれほど分厚くないデザインの場合は、こうした方法で小さくするのもよいでしょう。
まとめ
年を取ると指の太さが変わってくるのは珍しいことではありません。ジュエリーショップではほとんどの指輪のサイズ変更が可能ですので、気軽に相談してみるとよいでしょう。その際に、クリーニングや磨き直しなども一緒にやっておくと、新品のような仕上がりになるのでおすすめです。