ジュエリーリフォーム、何でもできる訳ではない?!リフォームに向いている材質には何がある?
貴金属でもリフォームができない場合もあるので、まずは相談してみるのがよいでしょう。
ジュエリーのリフォームは何でもできる?
ジュエリーリフォームといっても、元のジュエリーに加工を施す場合もあれば、一度金属を溶かして再び作り直す場合などさまざまです。溶かして再利用できるのであれば、どんなリフォームも可能なように思われるかもしれませんが、実際にはどんなジュエリーでもリフォーム素材として使えるわけではありません。
リフォームに向いている素材は?
一般的によくジュエリーに使われているゴールドやプラチナ、シルバーなどは、溶かしてリフォームすることが多いです。ただし、純度によっては作り直すことが難しく、地金の部分は買い取りにして、新しい貴金属で作ることも珍しくありません。形見の品や、記念のジュエリーなど、思い入れの強いものでなければ、こうした方法でリフォームをするのもよいでしょう。
純度が低いものは難しい
一般的に、ジュエリーに使われる貴金属には、別の金属を混ぜることで強度を上げています。例えば、ゴールドの18Kという表記をよく目にしますが、ゴールドは24分率でその純度を表記することになっており、18Kは18/24が純金であるということ。100%の純金は24Kということになりますが、純金はそれだけでは柔らかすぎるので、ジュエリーにする場合はある程度強度を持たせた18Kなどを使うのが一般的です。
プラチナやシルバーもこうした純度の表記がされていますが、純度が低い場合はその金属を使ってリフォームするのは難しくなります。
宝石は基本的に使用できる
ジュエリーに使われている宝石は、基本的にリフォームしても使うことができます。一般的には宝石は大きいほうが価値が高いので、形を変えるために削ったりすると価値が下がることもありますが、デザイン重視で宝石の形を変えることもあります。また、元々のジュエリーの宝石だけでは足りない場合は、新しいデザインに使う宝石を足して作ることも可能です。
まとめ
ジュエリーは、基本的にはリフォーム可能ですが、純度の低い貴金属を使っている場合などは、地金を溶かして再利用するのが難しい場合もあります。その場合は、地金は買い取ってもらって新しく貴金属を用意したり、元の金属に新しい素材を足して作るなど、デザイナーと相談しながら決めていくことになるので、まずは相談してみるのが良いでしょう。宝石は基本的にどんな種類でもリフォームに使えます。