オーダーメイドリングを作る前に考えておきたい、サイズ直しが難しいケース3つ。
指輪によっては、サイズ直しが難しい場合もあるので注意しましょう。
サイズ直しが難しいケース
長く使っていると、どうしても指の太さが変わって指輪のサイズ直しが必要になるケースがあります。結婚指輪など、長く使う指輪だからこそ、サイズを直してでも使いたいものですが、サイズ直しが難しいケースもあるので注意が必要です。
複雑な模様が入っている
指輪の全面に模様が彫り込まれている指輪などは、オーダーメイドならではで素敵ですが、こうして指輪はサイズ直しを断られる場合があります。また、サイズ直しは基本的に指輪をカットして広げたり狭めたりすることから、継ぎ目の部分が元通りの模様にならないことを前提に引き受けてくれる場合もあるでしょう。内側など、目につかない部分の模様を控えめにしておけば、ある程度サイズ直しはやりやすくなります。
エタニティリング
エタニティリングとは、指輪の外側にメレダイヤを敷き詰めた指輪のことで、その輝きが輪になっていることから永遠の愛を誓う指輪として人気のデザインです。シンプルでありながらキラキラと輝いて華やかさもあるので、結婚指輪や婚約指輪にする人も少なくありません。しかし、メレダイヤが敷き詰められているため、部分的にカットしてサイズを変更するというのが難しく、サイズ直しを断られることも多いデザインです。将来的にサイズ直しが必要になる可能性がある場合は、一周すべてにメレダイヤを敷き詰めたフルエタニティではなく、手の内側部分にはメレダイヤをつけないハーフエタニティにしておくのもよいでしょう。
硬い素材のリング
ゴールドやプラチナ、シルバーなど一般的にジュエリーに使われている貴金属はサイズ直しが容易ですが、金属アレルギーを起こさない新素材として人気のジルコニウムやチタン、イリジウムなどの金属は、プラチナなどに比べてかなり硬いので、サイズ直しが難しい場合があります。また、ゴールドでもピンクゴールドなど、混ぜている素材によっては硬くなるので、サイズ直しが難しくなるケースもあります。
まとめ
大切な指輪だからこそ、サイズを直しながら長く使い続けたいものですが、デザインや素材によってはサイズ直しが困難な場合もあります。気になる場合は、オーダーするときに、サイズ直しが可能かどうかも確認しながら作成を進めていくとよいでしょう。