婚約指輪のダイヤモンドは合せる金属によって違う色に見える？ダイヤモンドと金属の相性について。

ダイヤモンドは透明に見えますが、微妙な色目がありますので、それに合せて金属を選ぶのもよいでしょう。

ダイヤモンドの色

ダイヤモンドは無色透明と思われがちですが、ダイヤモンドがすべて完全な無色というわけではありません。むしろ完全に無色のダイヤモンドというのは少なく、わずかに黄色がかたものやグレーが入ったものもよくあります。鑑定書に記載されているダイヤモンドのカラーグレードは最も無色ものをD、そこから徐々に色がついて最後がZになるように分けられていますが、このグレードがD・E・Fのダイヤモンドはほぼ無色透明です。

無色透明のダイヤモンドはシルバーに

ダイヤモンドは無色透明なほうが価値が高いとされているので、こういったダイヤはプラチナやシルバーなど色味のないシンプルな金属と合わせて、そのクリアな輝きを楽しむのがよいでしょう。

黄色がかったダイヤモンドは好みで

カラーグレードがM以下になると、かなり黄色みが感じられるダイヤモンドになるので、こうしたダイヤはゴールドと合わせると同系色になるので馴染みやすくなります。また、カラーダイヤのように黄色い色を際立たせるなら、プラチナなどと合わせるのも素敵です。

色味の強い金属と合わせることも

ダイヤモンドに複雑なカットを施すのは、面が多いほど周囲から複雑な角度で光を取り込み、キラキラと美しく輝くためです。それを利用して、ダイヤモンドに色味の強い金属を合わせることで、キラキラとした輝きに独特の色味を持たせることもできます。ジルコニウムやチタンなど、独特のカラーをもつ金属に合わせることで、個性的なダイヤモンドの指輪にするのも素敵です。

カラーダイヤに合わせるには？

ピンクダイヤなど、はっきりした色のついたダイヤと合わせるのであれば、やはりシンプルなプラチナやシルバーがおすすめです。カラーダイヤの色が引き立ちますし、カラーダイヤに色味のある金属を合わせると色が多すぎて落ち着かない印象にもなりかねません。シンプルなシルバーに、華やかさを添えるなら透明、または同系色のメレダイヤなどを添えると、より美しい輝きになるでしょう。