オーダ－メイドリングの製造方法である鍛造製法と鋳造製法の違いは何ですか？メリットとデメリットは？

鋳造は型に金属を流して作る製造方法、鍛造は金属を叩いたり伸ばしたりして成型する方法です。

鍛造は世界で一つだけのオーダーメイドリングに適した製造方法です

金属を成形して指輪を作る方法として、鍛造方法と鋳造方法があります。どちらもメリットとデメリットがありますので、指輪の使い方や好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。

鋳造製法による指輪

鋳造というのは、型に金属を流して成形する方法。型があれば同じものがいくつも作ることができるので、量産するのにも適していますし、型通りのものができるので、繊細なデザインのものも作りやすいのがメリットです。ただし、どうしても金属の中にある程度の気泡が含まれるため、強度が低くなるのがデメリットになります。

鍛造製法による指輪

鍛造は、金属を叩いたり伸ばしたりして成形を行う方法です。鍛えて作ることにより、金属の密度が高くなり、強度が増します。持った感じもずっしりするようになり、重厚感のある指輪ができるのです。職人さんの腕によるところが大きく、大量生産には不向きですが、世界で一つだけのオーダーメイドの指輪には向いているといえるでしょう。また、金属の密度が高くなることで、磨いた時により美しい輝きを放つのも、鍛造方法によるメリットです。

ブライダルリングをオーダーメイドするなら

ブライダルリングは、一生を共に過ごす大切な指輪です。特に、結婚指輪は日常的に指にはめて過ごすため、デザインや価格はもちろん、強度も重要なポイントになります。常に結婚指輪をつけているとどうしてもどこかにぶつけたりこすったりして傷ができてしまいがちです。そのため、オーダーメイドで指輪を作るなら、より丈夫な鍛造方法のものを選ぶ人が増えているのです。キズや汚れに強く、磨けばいつまでも輝きを放ち、持った時にずっしりと重厚感のある指輪は永遠の愛を誓う結婚指輪にはピッタリだといえるでしょう。

まとめ

鍛造と鋳造はどちらもメリット・デメリットをもつ金属の成型方法です。量産に適した鋳造に対して、丈夫で重厚感のある仕上がりになるのが鍛造です。鍛造は、ひとつひとつ作り上げるため、量産には向きませんが、常につけている結婚指輪など、キズをつけたくない大切な指輪であれば、鍛造によるオーダーメイドでの製造がおすすめです。