つねにつけるからこそ、つけ心地抜群のオーダーメイドリングを作るためのデザイン段階で気をつけることは?
厚みやサイズ感など、実際にサンプルを試着しながら選んでいくことが大切です。
基本的には細くて薄い指輪のほうが、指にはめているときにフィット感があります。
オーダーメイドで常に身につける指輪を作るのであれば、やはりつけ心地にはこだわりたいもの。違和感なくつけることができて、つけたままある程度の作業を行っても大丈夫な耐久性があることが求められます。
つけ心地のよさを追求
普段指輪に慣れてない人は特に、太くて厚みのある指輪は存在感がありすぎて気になってしまうと言います。つけていても気にならないのは、やはり細くて厚みの少ない指輪。厚みがあると左右の指にも指輪が当たってしまうので、どうしても圧迫感を感じやすいのです。また、指輪の幅も細いもののほうが指を曲げて作業をするときも存在を感じにくく、ナチュラルなつけ心地になります。
耐久性も大切
常につけるからこそ、耐久性も大切になります。つけ心地だけを追求すると、細くて薄い指輪のほうがつけ心地がよいとされていますが、細くて薄い指輪はどうしても強度が低くなってしまいます。重い荷物を持ったときに指輪が歪んでしまったり、変形したりすることもあるのです。もちろんこうした作業の時は外しておく、という方法もありますが、つねにつけておきたい指輪なら耐久性も重視すべきでしょう。
鍛造リングがおすすめ
指輪などの製造方法には、鋳造と鍛造がありますが、付け心地を重視してあまり太くならないようにしながら丈夫な指輪にしたいのであれば、鍛造リングのほうが適しているでしょう。鍛造は、金属に圧力を加えたり引き延ばしたりしながら作るため、金属の密度が高く、同じ太さでも丈夫な指輪になります。
サイズ感も大切
つけ心地のよい指輪にするなら、サイズ感も大切です。細い指輪の場合は、指にフィットするサイズで違和感がありませんが、太いデザインの指輪の場合は、フィットするサイズだと動いた時に圧迫感がある場合もあります。そのため、太いデザインの場合はワンサイズ上を選択することもあるのです。サンプルの指輪を試着しながら、太さに合わせてサイズを選ぶことをおすすめします。
まとめ
つねに身につける指輪をオーダーメイドで作るのであればつけ心地のよいものにしたいものです。サンプルの指輪を試着しながら、太さや厚み、サイズ感なども確認して、デザインを考えて行きましょう。