エンゲージリングとマリッジリングを重ねてつけたいと思います。デザインなどオーダーメイド時の注意点には何がありますか?
重ねづけのときも、単体でつけたときもきれいに見えるデザインにしたいものです
オーダーメイドにするなら、重ねづけを前提に作るのもおすすめ
マリッジリングを常につけておきたいという場合は、結婚後にエンゲージリングをつけるときに重ねてつけることになります。この時に、デザインがチグハグだと使いづらいので、せっかくオーダーメイドで指輪を作るなら重ねづけをしたときにもきれいに見えるデザインにしたいものです。
色目を合わせる
基本的には、指輪そのものの色目や素材を合わせたほうが、重ねてつけた時には自然に見えるものです。結婚指輪がプラチナで、婚約指輪がゴールド、というよりは、どちらもプラチナをベースにしたほうが、重ねづけはしやすいでしょう。ただし、カーブやダイヤの位置を合わせるなど、明らかにセットの指輪のようなデザインにしておいて、あえて別の色目の指輪にしても、重ねたときにおしゃれに見えます。
デザインを合わせる
エンゲージリングとマリッジリングのデザインに共通点を持たせておくと、重ねてつけたときにもきれいに見えます。たとえば、マリッジリングがS字にカーブしたデザインであれば、同じ角度でカーブしたエンゲージリングにしておくと、それぞれ別のリングとしても素敵ですし、一緒につけてもきれいにカーブが沿うので、つけやすいでしょう。また、アーム部分に同じ模様をいれるなどしても、統一感が出てセットリングに見えやすくなります。
重ねた時に形が現れるものも
それぞれの指輪として使ったときは単なる模様だったものが、重ねてつけることによって形になるといった遊び心のあるセットリングも、重ねづけを前提とするエンゲージリングとマリッジリングならではでしょう。たとえば、両方に2つずつハートをつけておいて、重ねてつけると四つ葉のクローバーになるといったものです。セットリングとしてきれいに見せることで、結婚後も婚約指輪を使う機会が増えるのでオーダーメイドで作るならぜひこだわってみてはいかがでしょうか。
まとめ
常にマリッジリングをつけておくという人は、結婚後はエンゲージリングを単独で使う機会がなくなります。使う時はマリッジリングと重ねてつかうことになりますから、重ねた時のデザインを考慮して作るのはとても合理的。ぜひセットリングとしてきれいに見える指輪に仕上げましょう。